ただの“遊び”が、毎日の楽しみに変わった
「家庭菜園って、やってみたいけど難しそう…」
「毎日水やりしたり、虫が出たりしたらめんどくさい」
そう思っていた私が、いまではミニトマトの実を数えるのが朝の楽しみになっています。
家庭菜園にハマったきっかけは、ちょっとした遊び心でした。
プランターにきゅうりの苗を植えたのがはじまり。
うまく育てられるか不安もありましたが、芽が出て、ツルが伸びて、実がなる。
その過程にとてつもない喜びと癒しがあることに気づいたんです。
シニア世代にこそ、遊びが必要なのでは?
60歳を過ぎて時間に余裕ができても、
「やることがない」
「毎日がなんとなく過ぎていく」
そんな声をよく聞きます。
でも、ちょっとした遊び心があるだけで、日常はガラッと変わります。
家庭菜園は、育てるという「やること」と、成長を見るという「楽しみ」を与えてくれるんです。
家庭菜園がくれた、季節と対話する時間
私が育ててきたのは、ミニトマト・きゅうり・大葉・ししとうなど。
すべてプランターや小さな畑で育てています。
土に触れることで、なんだか気持ちが落ち着く。
芽が出た朝は、なぜか気分が良い。
「昨日より少し大きくなったな」
「花が咲いてる!これは実になるかも?」
そんな些細なことが、心の栄養になります。
そして、初めて収穫したきゅうりをそのまま味噌でかじったあの日──
**“この一本のために育ててきた”**と思ったら、なんとも言えない充実感に包まれました。
家庭菜園は心の健康にも効く

家庭菜園の魅力は「食べられる」だけじゃありません。
- 四季の移ろいを感じることができる
- 体を軽く動かす良い運動になる
- 水やり・収穫が日課になる
- 土や植物とのふれあいでリラックスできる
何より、自分で育てた野菜はとびきり美味しい!
「これ、私が育てたんやで」と言える喜びは、何にも代えられません。
人生にちょっと“緑”を足すだけで、世界が明るくなる
家庭菜園は、大がかりな準備なんていりません。
ベランダにプランターを置いて、苗をひとつ植えるだけ。
やってみたら、「意外とカンタンやん!」って思うはずです。
遊び・趣味とは、“心に彩りを与えること”。
それは豪華な旅行でも、高価な道具でもなくていい。
土を触って、葉を見て、実を収穫する。
そんな日々の中に、人生を豊かにするヒントがきっとあると思います。
あなたも、今日から“育てる暮らし”を始めてみませんか?